第46回「CRE戦略(その4)…CRE戦略の意識診断」
2008.01/29
経済レポート2193号[平成20年1月29日]掲載
- はじめに CRE(企業用不動産)戦略シリーズの4回目です。過去3回は「CRE戦略とは」、「CRE戦略の特徴」、「CRE戦略のマネジメントプロセス」についてとりあげました。今回は、CRE戦略の意識診断です。次の質問にイエス、ノーで答えてみてください。
- CRE戦略の意識診断
Q1 保有する不動産を一覧で把握したことがある。 Q2 保有する不動産の時価を概ね把握している。 Q3 保有する不動産の含み損益を概ね把握している。 Q4 保有する不動産の権利関係や境界、トラブル等を把握している。 Q5 保有する不動産のリスク(土壌汚染、耐震、アスベスト等)を認識し対策を実施している。 Q6 保有する不動産の価格動向(今後上昇するか下落するか)について検討をしている。 Q7 保有する不動産の収益性(率)等を把握している。 Q8 借地がある場合、それを購入する場合の時価を概ね把握している。 Q9 借地、貸地、貸家、借家等の賃料について、周辺相場に比べて高いのか安いのか把握している。 Q10 遊休地、低利用に止まる土地が存在する。 Q11 保有する不動産について修繕計画等を立てている。 Q12 保有する不動産について経費を抑える努力を行っている。 Q13 保有する不動産についてCSRやコンプライアンスの観点から検討を行ったことがある。 Q14 会計制度の改変に伴う不動産価格の変動が決算等に与える影響を理解している。 Q15 戦略的観点から不動産活用について検討したことがある。 Q16 保有する不動産のポートフォリオについて分析・検討したことがある。 Q17 不動産に関する知識や不動産マネジメントについて研修を受けたことや勉強したことがある。 Q18 保有する不動産の担当者は長年限られた者が担当している。 Q19 保有する不動産に関する情報が整理されている。 Q20 自社にとって不動産を所有することの意味を考えたことがある。
以上